青・花
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 「レントゲンでは大丈夫ですが(ガンは見えていませんが)、

MRIだったら見えることもあります。

どうしますか?(MRI撮りますか)」…。

急に、尾てい骨を感じるようになり、整形外科に行ったときの

若い医師の言葉です。

それって、転移の可能性有りということか?

横になった(寝た時)に、尾てい骨が、床に当たるのです。

急にそうなりました。

調べてみると、骨転移は、体幹部に多い。

尾てい骨痛がするとの事。

私は全く痛みは無いのですが…。

それと同時期から、回転性の目まいもあります。

脳への転移?&骨転移?

また、眠れなくなってきたのです。

MRIを撮るとしたら、主治医の下であろうと考え、

予約の電話を入れたのですが…。

転勤になって、1週間に一度だけの診察日になったのですが、

その日も出張で来られないとのことで、

別の先生にお話を聞いて頂きました。

尾てい骨の件は、ちょっと違うんじゃないですか?

色々心配になるのは、分かりますが、悪い方悪い方と考えないで下さい。

そんなに深刻ではありません。

とり敢えず緊急性は無いので、

主治医がいらっしゃる時に、相談してくださいとの事。

その言葉を聴いて、徐々に落ち着いてきました。

優しい物言いに

「考えすぎかなぁ~。そうだ!!考えすぎだぁ~!!」

と気持ちが動き、その主治医の予約はキャンセルしました。

ハーセプチンが終わった時点で、検査はしないのですかと聞くと、主治医は

「転移は発ガン時のものと違って、早期発見したとしても

予後には、あまり関係ありませんから。」

「今は、転移しても、質の良い生活を送れますので」

この言葉を聴いたときはかなりのショックでした。

転移を前提の話か?

もう少し言葉を選んでよねと、思ったものです。

しかし、冷静になると、置き換えようが無いか。

受け止めるしかないか。と思っています。

症状が出たときに検査するのだそうです。

ただ、再発・転移の恐怖に押しつぶされそうになる時があります。

その時は、真央さんが書いているように、

「一人だけ違う空間に置いていかれるような」気持ちです。

2年に一度検診を受けていたのに、早期発見では無かった事。

(HERⅡタイプの為?)

告知時の言葉が今もトラウマになっているから…!?